Koheiのオーストラリア滞在記

ワーホリや一人旅での出来事や思い出をたんたんと。

【オーストラリアワーホリ体験談⑫】ローカルジョブとキャッシュジョブ


こんにちは!もとワーホリメーカーのKoheiです。

 

約2年間に渡るワーホリ体験記です。

これから渡航を考えてる方の参考になれば良いなぁ( ・ิω・ิ)

 

前回の記事はこちら↓↓

 

shouldbeokay.hatenablog.com

 

 

さて、仕事を探すための準備は全て整いました。

 

とりあえずこのゴールドコーストで仕事探しをしてみようと思います。

 

 

ワーホリビザならなんの職種だってやれます。

就労時間制限も特にないので、仕事の掛け持ちだってやれます。

 

 

本気で稼ぎに来てる人は2つ、3つくらい掛け持ちして朝から晩まで、月曜から日曜まで働いています。

 

 

私は職種にこだわりはなかったので、ゴールドコーストだったら観光系の仕事になるのかな〜なんて大ざっぱに考えていたのですが、絶対にこれだけはやらないと考えていた仕事が一つだけありました。

 

 

それはイリーガルな日本食レストランです。

 

 

悲しいことに、オーストラリアの大都市(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコーストなどなど)には最低賃金以外で従業員を雇う日本食レストラン(またの名をジャパレス)がたくさんあるのです。

 

これは有名っちゃ有名かも。

かくいう私もワーホリに来る前からこの話は知っていました。

 

 

しかも1つや2つならまだしも、ゴールドコーストに数ある日本食屋のほとんどが最低賃金以下とのこと

 

同じシェアハウスに住んでた強面の人が色々教えてくれました。

あそこは時給〜ドルであそこは〜

どこも思いっきり最低賃金割ってます

 

私の知る限りでは、ゴールドコーストで最低賃金をきちんと出すジャパレスは日本でも有名なラーメンチェーン店のみ。

 

 

しかもそこすらも数年前に従業員に訴えられて問題になったかららしい。

それまでは普通に最低賃金以下だったそう。。

 

 

日本のブラック精神をオーストラリアまで持ち込むんじゃないよと思いますが、それでも最低賃金以下で働く日本人はたくさんいます。。

 

 

フィリピンで語学留学中に出逢ったこれからワーホリ行く予定の日本人でも何人かはイリーガルなジャパレスで働いていました。

 

シェアメイトの19歳の男の子もそうでした。

ワーホリ終盤に観光目的でシドニーを訪れたのですが、その時に会った日本人はほとんどそうでした。

 

 

なぜそんなにたくさんの日本人が、稼げもしないイリーガルな場所と分かっていながらそこでの労働を希望するのでしょうか。。

 

 

おそらくは英語が苦手だから、、とか最初は慣れるために、、

 

 

とかそういったことが理由だと思います。というか働いている本人に直接聞くと大体この2つの答えが返ってきます。

 

 

きっと日本人経営者もそれを知っているのでしょう。

足元を見ているんだと思います。

だから数あるジャパレスのほとんどがイリーガルなのでしょう。。

 

いくつもあるジャパレスがほとんどそんな状態ということはきっとそれでも人を集まってくるんでしょう。

聞いた中でもっとも最安で最悪のところは時給8ドル。

2018年時点でカジュアル(ワーホリメーカのほとんどが就く労働形態)で23.50ドル。

およそ三分の一です。しかも激務。

 

 

そんなところで働くのは時間の無駄だと私は思っていたので、絶対にジャパレスでは働かないと渡航前から決めていました。

 

最初だから慣れるために??

 

いやいやいや

 

 

日本での生活を中断してオーストラリアに来てまで狡いこと考える経営者のもとで最低以下の賃金でこきつかわれて、さらに上司も同僚も日本人で仕事は全部日本語で。。

 

 

来た意味ねぇ〜!!!

 

と私は思ったわけであります。(あくまで私の考えです。他人を否定的する気はありません。)

 

ワーホリのビザって1年間しかないのに(延長は可)、そんなところで費やす時間なんて1日でももったいない。。

 

 

 

絶対にローカルジョブをゲットしてやろうと意気込んでやってきたわけであります。

 

 

ちなみに、ちゃんとした日本食レストランで仕事したいって方はオーストラリア人経営の場所を探せば良いらしいです。なぜならオーストラリア人はちゃんとオーストラリアの法律に則って経営をしてるのがほとんどだからです。

 

 

なお、、

こういうずる賢いことするのは日本食レストランだけではなく、英語が苦手なイタリア人を狙ったイリーガルなイタリアンレストランや同様の中華レストランも都市部にはいくつもあるみたいです。

 

 

なぜこんなに堂々とイリーガルな事がまかり通っているかは謎です。

ひょっとしたらオーストラリアの法律の抜け穴をくぐり抜けているので一応合法なのかもしれませんし、取締りがすごく緩いのかもしれません。

 

 

こういった仕事は以前紹介した日豪プレスに日本語で求人が乗っている場合が多いです。

 

オーストラリアの求人には時給がのっていないことがほとんどなので、実際に行ってみないとブラックかどうか分からないですが、面接の際に給料がどのように払われるのかをきちんと確認しましょう。

 

 

給料が手渡しだった場合はほぼ確実にブラックです。

 

 

給料手渡しの仕事のことをキャッシュジョブというのですが、オーストラリアでキャッシュジョブは違法です。

 

まともな仕事は全て銀行振込です。

 

おそらく振込にすると銀行に履歴が残ってしまうため違法で経営していることがバレてしまうからなのでしょう。店側が脱税をしている可能性もあります。

 

 

まともな企業なら面接の際に給料の説明もしっかりありますし、銀行振り込みだよね?と聞いてももちろんだよーと即答してくれます。

 

 

この質問に対してそれ今聞くこと?とか高圧的な答えとかが返ってくるところはまともな場所ではないので(知人談)、ローカルジョブを狙ってる人は重要視してみて下さい。

 

 

 

私は結局明らかにローカルジョブという所にしかアプライをしなかったので、ブラックな場所で働くことはなかったのですが、知人の話を寄せ集めて内情を語ってみました。

 

 

どういう風にワーホリを楽しむかは人それぞれで、こんな仕事環境でも構わないよー!ってひとなら都市部での仕事探しはすぐ決まると思います。

 

 

私はローカルジョブ限定で仕事探しをしていたのでかなり苦労したのですが。。

 

 

仕事探しの方法や結局どうなったのかは次回また書こうと思います!

 

 

 

 

今回の話に関連する写真が一枚もなかったことに気づいたので、サーファー達の写真でものっけときますw

 

 

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前回行ったバイロンベイでサーフィンを楽しむサーファー